会計素人がUSCPAになって感じたこと。

学生時代意識低め、英語普通、営業一本で会計素人のサラリーマンがひょんなことからUSCPAの受験を決意。1年半で合格しましたが、学習を通じて感じたことを誰でもわかるように、平易な言葉で書き残したいと思います。というのは後付けで本当は自分の為の備忘録(笑)

木も見て森も見る!森は木からなる。

お疲れ様です!藤原育也です。

前回まではUSCPA試験の概要をちょこっとだけ触れました。

今回は概要続きと、FAR(Financial Accounting Reporting)の特徴をお話し致します。

 

さて、まず4つの教科のそれぞれの特徴について話します。真面目な定義等はググったら真面目なブログがいっぱい出てきますのでそちらを御参照下さい笑

順番は一般にUSCPA受験者が受ける順で記載します。

USCPAに於いて「順番」は非常に重要なキーワードとなります。なぜなら、4教科全て受かれば合格となるのですが、合格してから一年半経つと合格が失効してしまい、再度受け直さなければならなくなるからです。簡単に言うと1教科目を合格して一年半以内に残りの3教科も合格しなければいけないということです。受ける順番は自由。だから、順番は大事!

FAR:正式名称はFinancial Accounting Reportingです。エフエーアールとみんな言います、ReportingのReまでとってFAREとしてフェアー(カレーと同じイントネーション)と呼ぶ人もいます。所謂財務会計。私が会社で後輩向けにやっている勉強会の基礎はこのFARの知識、考え方に基づきます。他教科のBECやAUDの基礎にもなるし、会計士と言って一番最初に思いつく学問がこれです。

どのサイトでも学校でもFARを一番最初に勉強するのが鉄則の様に書かれていますし、私もそう思います。ボリュームはかなり多いですが、全体感を見失うことはない。現在のUSCPA試験は「木を見て森を見ず」になってしまう人は落とされます。

特にREG(Regulation)の税法とかAUD(Audit)の監査手続きとかは個別の暗記だけしていると全体の中で何をやっているのかが分からなくなり、はまります。そういった点で、FARはBS、PLの勘定を一つずつ掘り下げていくイメージなので、森を見失うことはありません、ただ、木が多い。圧倒的に。

特に連結会計税効果会計等は本当にテキストを進む度に敵キャラが強くなっていくイメージ。最初の方の棚卸資産!とか研究開発費!とかは単発のザコキャラなんだけど。そんで、大ボスを倒してクリアと思ったら、裏面的に公会計(国やNPO、大学、病院等の会計)が出てきます。スーパーマリオワールドでスターロードの真ん中からいく、マリオスタッフもびっくりコース的な(ちょっと違うか笑)ラッキーマンで言う、裏宇宙の次に実は大宇宙があったみたいな。主にこの場で今後発信していく内容もこのFARの内容が中心になってくると思います。

今回はこの辺で!次回は残りの3教科の概要説明を続けます!

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USCPA専門の塾Abitusの学生証。追い込み期は業後に自習室に行っていました。