会計素人がUSCPAになって感じたこと。

学生時代意識低め、英語普通、営業一本で会計素人のサラリーマンがひょんなことからUSCPAの受験を決意。1年半で合格しましたが、学習を通じて感じたことを誰でもわかるように、平易な言葉で書き残したいと思います。というのは後付けで本当は自分の為の備忘録(笑)

始めての本当の意味での意思決定、努力

皆さん、こんにちは。藤原育也です。

前回はUSCPA受験までの経緯をお話し致しました。

今回はその続き、とUSCPAのほんのちょこっとだけ概要を語りたいと思います。

 

今までの人生で初めて自分の意志で明確に目標を定めました。

そして、人生で初めてそれに向かって努力をし、人生で初めてそれを叶えました。

私の人生は全てが第一志望ではありませんでした。中学受験も聖光、浅野に落ち、逗子開成へ。大学受験も一橋に落ち、横浜国立大学へ。

そして就職活動も(株)ポケモンを落ち、三井物産へ。まぁ、人間は時間が経てば、過去の行動のほぼ全てを正当化し、肯定する生き物ですし、実際に私もそうです。

また、上記は周りも同じタイミングで同じように進んでいく中でもイベントだったので、主体性があったかは微妙です。

俗にいうガクチカ(学生時代力をいれたこと)は努力をしなかったのか?確かに体育会系の方々は毎日血のにじむような努力をしたものと思いますが、私は完全な文化系です。

また、音楽というある程度才能/センスによる部分が大きいフィールドだったので、めちゃくちゃ努力をした!と言えるかと聞かれると微妙です。(音楽論は話すと長くなるので、またの機会にw)

勿論、音楽を通じた経験は全て掛けがえのないもので、今の私のほとんどは音楽で出来ていると言っても過言ではないので、そこは誤解のないようにお願いします!

 

ってなわけで、USCPA(Unites States Certified Public Accountant)の勉強をし始めたわけです。

2018年の3月1日から。

営業畑の私は会計とは無縁の生活を送っていました(本当は営業マンも会計の心得が必須な時代ですが、、)。心のどこかで、「俺は営業!経理とかは俺にはなじまない。俺は営業!」と思い込んで逃げていたのでしょう。

なので、お勉強はほぼゼロから頑張りました。ただ、(突然ですが、)私はどんなものも楽しいと思いやすいという長所を持っています。また、それをわかりやすく説明し、楽しい!と思わせることも得意です。

勉強を進めていくうちに楽しい!と感じるようになり、早くこの「楽しさ」を発信したい!という気持ちが強くなりました。

ただ、それは合格してからと心に決めていたので、合格した今、書いています。

でもいざ書き出すと余計なことまでいっぱい書いてしまって、焦ってます。そろそろUSCPAの概要について書きます。

そして、各教科、論点毎に全く!会計がわからない人でも「おもしろいかも」と思えるようなネタを発信していければと思います。(何回言ってるんだこのくだり)

 

USCPAは米国公認会計士のことで、アメリカの国家資格の一つです。

アメリカではCPAで通じますが、日本の公認会計士と区別する為に日本ではUSCPAという名前が一般的です。

日本の公認会計士(JCPA)とアメリカの公認会計士(USCPA)はまず、難易度が違うと言われています。

私は日本の会計士の勉強をしたことがありませんが、一般にJCPAの方が勉強時間、期間も莫大にかかります。

あるサイトでみたら、JCPAの難易度は100。100の資格は他には弁護士と医師。

次は税理士で90。んで、USCPAは30-40と書かれてました笑、マジかw

あとはJCPAは深く、USCPAは広く浅くと言われています。これもJCPAのことはよくわからないので、狭くとは書きませんでした。

広く浅くというのは実体験としてもそのように感じました。教科自体はFAR,BEC,AUD,REGの4つですが、BECが残り物を全部詰め込んだ的なシロモノで、

原価計算(所謂工業簿記的な)、ファイナンス、ミクロ/マクロ経済学、内部統制、ガバナンス、ITとかの詰め合わせです。

FARも企業会計と公会計があるし、REGもビジネス法、SOX法から税法とか色々。確かに広いなという印象。ただ、JCPAの試験が狭いかはわかりません、もしかしたら広く深くかも。

ただ、USCPAの方が圧倒的に難しい点は、、全部英語であるところくらいです笑

問題は基本四択で75点以上合格の絶対評価BECは作文もあったりともりもり盛沢山です。

では、今日はこの辺まで!

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アビタス(通信塾)のトップページに貼っていた画像。ベタですが、毎日目にすることでモチベーション保てました。