会計素人がUSCPAになって感じたこと。

学生時代意識低め、英語普通、営業一本で会計素人のサラリーマンがひょんなことからUSCPAの受験を決意。1年半で合格しましたが、学習を通じて感じたことを誰でもわかるように、平易な言葉で書き残したいと思います。というのは後付けで本当は自分の為の備忘録(笑)

USCPAとCIAの比較 〜相違点篇〜


みなさん、こんばんは!

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

前回は私がもうなっているUSCPAとこれからなりたいCIAの試験の共通点についてお話致しました。

今回は相違点を整理して、総まとめといたしましょう。

 

<異なる点>

上記でUSCPAもCIAも全て選択式とお話ししましたが、なななんとCIAは全てMC問題です!

MCというのはCPA用語なんですが、Multiple Choiceの略です。要は選択(4択問題)です。

じゃあ、CPAは4択問題以外の選択問題があるのかというと、、、、あるんです。

既に最初の方で話しましたが、USCPAの試験はMC、TBS、WCに分かれます。

簡単に言うと、MCが一問一答の4択問題、TBS(Task Based Simulation)が文章題、複数の資料をベースとした総合問題のX択問題、

WC(Written Communication)が英文エッセーです。

CPAは実態に即した総合力を求めるという傾向が強く、年々TBSの割合が増えてきており、現在は基本的にMCとTBSの割合は50:50となっています。

 

受験者からするとTBSは厄介です。本当に面倒くさいし、大変です。

MC問題を日本史一問一答の様にサクサクやってるのが楽しいのです。(もちろん、FAR,BEC,REGで計算問題も炸裂しますが)

 

なので、CIAが全てMC問題というのは勉強のハードルがぐぐぐっと下がります。

これは本当にでかい。

あ、WCはどうしたって?

WCはBECにしか出てきません。

また、世界中の人間と同じ問題を受ける中で日本人の平均点数は1-2点/10点くらいらしいので、あまり時間を掛ける必要はないと思います。

英語を母国語とする人たちに英語作文で戦えないですよ。

日本人は、少なくとも僕は、、、笑

 

あと、もう一つ大事な相違点が御座います。

これは上記のTBS、WCがないことよりも大事です。

一言で言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語で受けられる。

 

 

 

 

 

 

はい。これはハードル鬼下がり。

全て英語で戦っていたCPAホルダーとしては、ある意味肩透かし。

ただ、日本語だから勉強のモチベーションが上がってガンガンできるかというと、情けなくもそうではなく、

逆になんか骨がないというか、そんな感じで格闘、、、というか格闘場に向かうべくモチベ整理してます。。

 

 

でも、合格CertとかはアメリカのIIAから英語で送付されるので、なんだかお得感がありますね笑

 

 

という感じでしょうか。

以下に改めて纏めます。

 

<似ている点>

・科目合格制(USCPA:4教科、CIA:3教科)

USCPAのAUDとCIA全般は監査と言う点でフィールド自体は同じ

・コンピューターでの選択問題

 

<異なる点>

USCPAのAUDは外部監査人の立場、CIAは内部監査人の立場

・CIAは純粋な4択問題しかない (USCPAは総合問題、作文がある)

・CIAは日本語で受験が出来る (問題文も選択肢も日本語)

 

 

次回以降、CIA Part Iから内容をざっと見ていきたいと思います!

USCPAの内容は合格者として語っていたので、割と自信をもって書いてましたが、CIAは一受験生としてのボヤキとなるのでタッチが弱くなっちゃうかもしれませんが、御海容ください笑

 

では!

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母校の校章。ペンは剣より強しといいながら、大事なところを桜で隠しているのが好き。でもよくみると端っこがペンの方が上であることが分かるのが狂おしく好き。