会計素人がUSCPAになって感じたこと。

学生時代意識低め、英語普通、営業一本で会計素人のサラリーマンがひょんなことからUSCPAの受験を決意。1年半で合格しましたが、学習を通じて感じたことを誰でもわかるように、平易な言葉で書き残したいと思います。というのは後付けで本当は自分の為の備忘録(笑)

自分の尻を叩きたい。だから発信する。CIAのお勉強

皆さん、こんにちは!

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

前回までは監査リスクに関して時間をかけて説明をしてきました。

今回はまたテーマを変えたいと思います。

 

実は、私はUSCPAを取った後のノリで先日CIAの受験に向けて勉強を始めました。

CIAとはCertified Internal Auditorの略で日本語だと公認内部監査人と言います。

 

社内に内部監査部門がある方は何となくわかると思いますが、一般的にCIAは会社で内部監査部門に所属した方が実力をつけるor証明するために取得するという大きな流れがあります。

内部監査部門って、一言でいうとベテランおじいちゃん集団なんですよね。

だって、社内で営業に対し「これってやばいんじゃない?」とか「これってガバナンス効いてないよね」とか横やりを指していく部門です。

若手にそんなこと言われたら営業部としては「は?現場もわらないくせに、教科書通りに指摘してくるな」という感情も芽生えてしまいます。

本来的には組織として働く「会社」では、何を言うかが重要で誰が言うかによって対応を変えるのは良くないですが、まぁ人間なので気持ちはわかります。

また、内部監査部(だけでなく、経理、財務、リスク管理等全てのコーポレート部門)は営業部の業務のリスクを管理して、結果的に企業価値を向上させるというのが仕事ですが、

現場からすると短期的視野で「報告だらけで業務に支障がでる」とか「いちいち細かいことうるさいな」とかそう思ってしまう部分、ありますよね。

 

なので、営業部の暴走を止めるという点で内部監査部、内部監査室のメンバーは大ベテランのおじいちゃんorおばあちゃん集団であることが多いです。

CIAの受験者合格者の平均年齢も40台後半とかだった気がします。

https://cia.jp.net/qualification/voice.php

 

 

その中で32歳の若造の挑戦と言うことになります。すぐに機能発揮できる分野でないことは確かですが、私はUSCPAを取って気づいたのです。

価値のない学びはないということを。

 

ということで、USCPA同様にアビタスでCIAコースを申し込みました。

テキストがどかどかっと届き、アビタスのマイページに英文会計、USCPAに加え、CIAというページが追加されました!

 

よし、さぁ!やるぞ!

 

と思ったのですが、やはりUSCPAの時より、心の余裕はあるし、時間的リミットもない、

依然として仕事はあるし、家族イベントも盛沢山、という中で改めて、勉強を継続するにはそれなりの精神力が必要だということを再認識しました。

 

この様な流れもあり、自分をモチベート、自分の尻を叩くという意味で、本ブログにCIA試験の概要、Tips等を纏めていきたいと思います。

 

発信することで、自分の理解不足を認識されますし、なにより「発信してくせにそれほど勉強してないよな」という感じで自分にプレッシャーを与えていきたいと思っております。

 

では、次回からはCIA試験の概要、USCPA試験との共通点、相違点等を整理していきたいと思います

 

 

では!

 

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アメリカに本部があるThe Institute of Internal Auditors(IIA、内部監査人協会)が主催・認定する国際資格です。