会計素人がUSCPAになって感じたこと。

学生時代意識低め、英語普通、営業一本で会計素人のサラリーマンがひょんなことからUSCPAの受験を決意。1年半で合格しましたが、学習を通じて感じたことを誰でもわかるように、平易な言葉で書き残したいと思います。というのは後付けで本当は自分の為の備忘録(笑)

10!20!30!組織!個人!侵害!

皆さん、こんばんは!

 

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

今回は早速チャプター2、独立性と客観性を見ていきましょう!

 

CPAの時から言っている様に、監査をする部門は独立性、客観性が必要なんですね。

独立性は組織、客観性は人ですね。

 

基準の1100は独立性・客観性でしたね。

ここは覚えちゃいましょう。

 

1110:組織の独立性、1120:個人の客観性、1130:独立性・客観性の侵害まずこれは覚えたい。

組織!個人!侵害で10!20!30!

 

組織上の独立は1110、既に内部監査基本規程の組織体の部分でやった二つの報告経路の復習でした。

職務上/機能上の取締役会、部門運営上/経営管理上の経営幹部。

 

CAEが取締役会から職務上の指示を受け、職務上の報告を行うことで、組織上の独立性は有効に確保される。

 

取締役会の承認事項は5つ覚えておきたい。

  1. 内部監査基本規程
  2. 内部監査部門の計画
  3. 内部監査部門の予算及び監査資源の計画
  4. CAEの評価及び報酬
  5. CAEの任命及び罷免

一つ目は自明、愚問。②と③は内部監査部門がどうやって行くのかについて。④と⑤はCAEの人事関係と整理しましょう。

1+2+2=5ですね。

 

1110は組織上の独立性、1111は取締役会との直接の意思疎通とぞろ目で無理やり覚えよう。

とってもラッキーマン終盤、大宇宙戦に出ていたトリシマンは結構強かったから1111でぞろ目。よし覚えた。

CAEは監査委員会とか取締役会に四半期に一回出れるんだとさ。

 

あと少なくとも一回、CAEと取締役(監査委員会)とでCEOをハブして話すことが出来る。正式にハブっていくスタイル。

 

1112はCAEの内部監査以外の役割。

ここが少し厄介なので、しっかり見ていきましょう。

なるほど。小さい会社とかだとCAE(今更だけどChief Audit Executive/内部監査部門長)が他の部門の責任者を兼務する場合もある訳ね。

 

そんでその部門の内部監査を自分でやっていいのかって話だ。そりゃだめでしょ。⇒独立性、客観性への侵害を限定する為の防御措置を講じる必要あり

1130は侵害。CAEはその侵害の内容を詳細に開示することが大事です。

そうそう、FARのContingencyの時もでたけど、開示は大事ですね。

 

1130A1:内部監査人が過去1年以内に自らが職責を有していた特定の業務について評価することを禁じている。

はいはい、1年以内ですね。

1130A2:CAEが兼務している部門を対象とするアシュアランス業務は内部監査部門以外のもの(内部でも外部でも可)の監督の下でやるべし。

 

なるほどですね。

 

今回は1100の独立性/客観性の中の1110組織としての独立性、1111取締役会との直接のコミュニケ、1112CAEが兼務してた時の防御策をざっと見てみました。

 

特に感動もなく、時間が過ぎております。

 

まぁ、コツコツと頑張りましょう。

 

では!

倫理綱要は先生キャピ!まいっちんぐマチコ先生を想起しよう。


皆さん、こんばんは!

 

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

では早速、CIAやっていきましょう。

今日は倫理綱要。

倫理綱要を守る必要があるのはCIAなら全員、内部監査に関わっていれば全員と覚えよう。

定義を見ておこう。

IIAの倫理綱要:内部監査の専門職と内部監査の実績に関する「原則」と、内部監査人に期待される行動を記述した「倫理行為規範」から成り立つ。

目的:世界中の内部監査の専門職の倫理的な素養を高める。

原則と規範ってのがポイントっぽいな。

 

原則は4つ。

誠実性、客観性、秘密保持、専門的能力。

順番は関係なさそうなので、、、

 

先生キャピ♪と覚えよう。

センセイキャピ⇒専門性、誠実性、客観性、秘密保持。

よしOK。

倫理綱要は先生キャピ♪

 

行動規範は4原則を夫々掘り下げたものなので、無視でよさそう。

 

あ、これで終わってしまった。

 

これでチャプター1内部監査概論は完了。

Part1はチャプター8までだから、これをあと7個か。

 

範囲も広くなさそうだな。

 

このまま次回以降はチャプター2に進んでいきましょう!

 

では!

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先生キャピのイメージ。専門、誠実、客観、秘密 うん。忘れない。

内部監査はアシュアランス業務(保証)とコンサルティング業務(助言)

皆さん、こんばんは!

 

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

早速CIAのお勉強。

IPPFの構成は使命⇒必須のガイダンス⇒推奨のガイダンス

必須のガイダンスの中身はゲンテイリンキ 基本原則⇒定義(モクセイハン)⇒倫理綱要⇒基準(属性基準1000~、実施基準2000~)

属性基準1000:モッケンセキ⇒内部監査基本規程、1100独立性と客観性、1200熟達した専門能力と専門職としての正当な注意、1300品質のアシュアランスと改善のプログラム

内部監査基本規程は序文(目的←IPPFの定義を引用)、権限(無制限にアクセス、でも資産の保全・情報の管理はしっかりね)、組織体と報告の仕組(職務上/機能上は取締役会、経営管理上/部門運営上は経営幹部)、責任(企画、実施、報告、モニタリング)、署名(CAE、CEO、幹部)⇒だけど最終商品は取締役会、年一回はCAEはモッケンセキが妥当か確認してCEO/取締役会に報告。

 

よし!

これがそらで言えれば、まぁまぁ沁み込んでるね。

では、次。

 

内部監査の業務はアシュアランスとコンサルティングに分けられる。

アシュアランスは保証:簡単に言うと、あなたはこうです!と診断する感じですかね。

コンサルティングは助言:診断結果に基づき、こうすればいいですよといった改善策を提示する感じかな。

アシュアランスは登場部門は3部門:診断する人(内部監査部)、診断される人(対象部門)、報告受ける人(取締役会、経営幹部)

コンサルティングは2部門:助言する人、される人。

 

うん、特に違和感はない。

 

んで、アシュアランス業務とコンサルティング業務の内容は内部監査基本規程で明確にされなければならない。

1000モッケンセキのなかで、A1はアシュアランスの説明、C1はコンサルティングの説明だと。

 

うん、別に驚かない。

 

んで、アシュアランス業務とコンサルティング業務は相互に排他的なものではない。うん。わかるよ。

 

 

大して面白くない記事となりました(笑)

 

 

多分、本ブログ史上一番つまらないかも~

 

たまにはCPAの内容に戻ろうかと思います~

 

では!!!

一気にIPPFの構成を割と細かい部分まで、整理、理解、暗記!


みなさん、こんにちは!

 

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

さっそく、CIAの最初。

IPPFの構成について、みていきましょう!

ちょっと長くなったけど、一気に頭を整理していきたい!

 

①内部監査の使命

②必須のガイダンス

  1. 内部監査の専門職実施の基本原則
  2. 内部監査の定義(目的、性質、範囲)
  3. 倫理綱要
  4. 内部監査の専門職実施の国際

  A.属性基準

  B.実施基準

③推奨されるガイダンス

  1. 実施ガイダンス
  2. 補足的ガイダンス

最初は使命。覚えやすい。そこからの必須⇒推奨もレベルが下がっていくイメージで覚えやすい。

あとは必須のガイダンスの中身。これはゲンテイリンキでごろ合わせで覚えよう。

んで、リンキのキは基準のキ。「内部監査の専門職実施の国際基準」のことをこの世界では「基準」と呼ぶよう。なんだそりゃ。まぁいいや、

基準の中には属性基準と実施基準がある。名前からするに属性基準は組織や個人の心構え系、実施基準は実際の内部監査実施の際の基準って感じですね。

 

んで、テキストを読んで「あれ?」となった部分をここで今一度整理。

「基準」、正確には内部監査の専門職実施の国際基準は属性基準には1000~、実施基準には2000からの番号が振られており、それぞれにトピックがあるということ。

例えば、属性基準1000は目的、権限、責任だし、1100は独立性と客観性、1200は熟達した専門能力と専門職としての正当な注意、1300は品質のアシュアランスと改善のプログラムだそう。

その中の属性基準1000には「目的、権限、責任はIPPFの必須のガイダンスに適合し、内部監査基本規程に書かれてなきゃダメよ」って書いてると。

IPPFの必須のガイダンスってのは、、、

そうだ。限定リンキ。つまり、内部監査の専門職実施の基本原則、内部監査の定義、倫理綱要、基準(もう略します笑)とマッチングしてると。まぁ、言いたいことはわかりますね。

ここで出てきた内部監査基本規程。

まぁ、これはしっかりと文章として作っておかなきゃいけないって感じなんでしょう。

 

内部監査基本規程の構成は

  1. 序文
  2. 権限
  3. 組織体と報告の仕組
  4. 独立性と客観性
  5. 責任
  6. 品質のアシュアランスと改善
  7. 署名

とのこと。

 

序文には内部監査部門の全般的な役割を書くんだそう。目的を書く。

ここでまた、木ばかりを見ているとわからなくなるんですが、今まで流れの中で目的って二か所で出てきてますね。

ゲンテイリンキのテイ、即ち定義(目的、性質、範囲)のところとキ、即ち基準の属性基準の1000の目的、権限、責任の部分。

ここはニワトリタマゴ的な感じもして釈然としませんが、内部監査基本規程の序文はIPPFの定義の部分を引用しがちとテキストに書かれてるので、背景をしっかり整理したいですね。

 

定義はモクセイハン、属性1000はモッケンセキと(意味のない)ごろ合わせで覚えましょう。

 

権限は内部監査部門はモノ、ヒトに全面的にアクセスさせてちょんまげ、という系ですね。あと内部監査人は資産の保全、秘密の保持に対して説明責任あるよと。そりゃ、借りてた資料なくしましたとか社外にばらしましたとかはダメよ。

 

次の組織体と報告の仕組ってのも少々厄介。

ここで大切なのは内部監査部門は組織として独立してなきゃだめよって話。

あと、報告経路は二つ持ちましょう。なぜなら、例えば報告先が社長だけだった時に、社長が悪いことしてた場合、どうすりゃええねんって話だからです。

なので、二つあります。

一つは取締役会、もう一つは経営幹部。そんでそれぞれの報告経路に形容詞がついてるんですが、これがなかなか分かりにくい。

取締役会向けは職務上/機能上のルート、経営幹部向けは部門運営上、経営管理上のルート。

 

これ、普通の日本人意味わかりますか?

ホンマにやめてほしい、こういう謎の言葉遊びは。

 

本当の意味は分かりませんが、職務上というのを公の、表の、と理解しました。なので、表向きは取締役会への報告ルートがあります。

が、とは言っても、毎回取締役会へ具申するのも大変だろうから、部門運営上はCEO等の経営幹部にも話していいですよ。と。

 

職務上を形式的、部門運営上を実態と捉えました。間違ってるかもしれないけれど、理解出来ればよいでしょう笑

 

んで、独立性/客観性はここではいいでしょう。

 

責任、簡単にいうと何をすればいいかって話。

これは立案、実施、報告、モニタリングのこの4STEPで大枠を捉えたい。

 

最後に署名。テキストには

CAE、取締役会で指名された代表者、及びCAEが直属する者という三者間で~と書いてますが、これも分かりにくい。

簡単に言うと、CAE、CEO、経営幹部。これで良し。

 

ただ、最終的に内部監査基本規程を承認するのは取締役会です。これは大事。

 

内部監査部門の役割や責任で揉めた時は「ほらほら、取締役会と経営幹部でこれ合意してるでしょ」と言いながら、内部監査基本規程をみせればいいので、あるいみ、心のよりどころ的な位置づけ。

 

CAEは内部監査基本規程で定義されているモッケンセキが妥当かどうか、毎年、評価する必要があり、それをCEO、取締役会に報告する。

 

だって。

 

全体感を見失わなければUSCPAでやったAUDの部分と考え方は似てる、、というか常識的な当たり前のことしか言っていないから、今のところ勉強が楽しくはない。

なぜなら、当たり前のことを難しく言っているだけのような気がするから。

 

モチベーションが大切。

 

これからも頑張ります笑

 

では!!!

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New IPPFの概念図。ほぅ。。。

やっと始まったCIA本格学習


みなさん、こんにちは!

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

前回はUSCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験形式の共通点、違いについてお話しました。

では、今回はCIA試験のPart IであるEssentials od Internal Auditing(内部監査に不可欠な要素)の概要をお話し致します。

 

大事なのは「お話し致します」なんて言いながら、弊方、この試験にはまだ受かっていないということを御承知ください。

科目合格もしていない中で、勉強のモチベーションを上げるため、頭の整理のためにこうさせて頂いていることご容赦願います。

 

Subjectとしては以下8点となります。

  1. 内部監査概論
  2. 独立性と客観性
  3. 熟達した専門能力および専門職としての正当な注意
  4. 品質のアシュアランスと改善のプログラム
  5. ガバナンス
  6. リスク・マネジメント
  7. コントロール
  8. 不正リスク

 

ざーっと眺めた感じ、全てUSCPAのAUDの時にざっとは学んだ印象です。

CPAは外部監査人、CIAは内部監査人という立場の違いこそあれど、監査というフィールドに於ける倫理観、考え方は同じですよね。

ここで言うガバナンスはCorporate Governanceのこと、コントロールとはInternal Controlのことです。

CPAの時に最初に学んだ、概念の包含関係C/G⇒ERM(Enterprise Risk Management)⇒I/Cが頭に入っていると理解はしやすそう。

 

そもそも、このCIA試験は(少なくともPart Iについては)、IIA(内部監査協会)が全世界の内部監査の専門職に対して提供しているガイダンスである

「Internal Professional Practices Framework;IPPF」の内容を覚えていくことになりそうです。

 

何事も全体感を把握して、細かい部分を理解、暗記していくことが大事です。

CPAのAuditの時にそれをめちゃくちゃ感じました。

当ブログでも良く書いてましたが、木を見て森を見ず状態になると色々な部分で理解が崩壊していきます。

 

なので、まず全体感を把握。これが大事。

 

IPPF(International Professional Practice Framework)、CPAの勉強をしていたせいか、略語の英文正式名称は覚えられるんだけど、

日本語は全く覚えられない。。。。

これは「専門職実施の国際フレームワーク」。ふむふむ。。

 

んでこのIPPFは以下のようなものだと。

 

①内部監査の使命

②必須のガイダンス

  1. 内部監査の専門職実施の基本原則
  2. 内部監査の定義(目的、性質、範囲)
  3. 倫理綱要
  4. 内部監査の専門職実施の国際

  A.属性基準

  B.実施基準

③推奨されるガイダンス

  1. 実施ガイダンス
  2. 補足的ガイダンス

 

まず、IPPFの構成はこれだと。覚える必要がありますね。

次回以降、夫々の内容を掘り下げていっきまーす!!!

 

では!!!

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どんな時も安心して見れるし、絶対に楽しい。Youtuberカプリティオ。大好きです。

USCPAとCIAの比較 〜相違点篇〜


みなさん、こんばんは!

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

前回は私がもうなっているUSCPAとこれからなりたいCIAの試験の共通点についてお話致しました。

今回は相違点を整理して、総まとめといたしましょう。

 

<異なる点>

上記でUSCPAもCIAも全て選択式とお話ししましたが、なななんとCIAは全てMC問題です!

MCというのはCPA用語なんですが、Multiple Choiceの略です。要は選択(4択問題)です。

じゃあ、CPAは4択問題以外の選択問題があるのかというと、、、、あるんです。

既に最初の方で話しましたが、USCPAの試験はMC、TBS、WCに分かれます。

簡単に言うと、MCが一問一答の4択問題、TBS(Task Based Simulation)が文章題、複数の資料をベースとした総合問題のX択問題、

WC(Written Communication)が英文エッセーです。

CPAは実態に即した総合力を求めるという傾向が強く、年々TBSの割合が増えてきており、現在は基本的にMCとTBSの割合は50:50となっています。

 

受験者からするとTBSは厄介です。本当に面倒くさいし、大変です。

MC問題を日本史一問一答の様にサクサクやってるのが楽しいのです。(もちろん、FAR,BEC,REGで計算問題も炸裂しますが)

 

なので、CIAが全てMC問題というのは勉強のハードルがぐぐぐっと下がります。

これは本当にでかい。

あ、WCはどうしたって?

WCはBECにしか出てきません。

また、世界中の人間と同じ問題を受ける中で日本人の平均点数は1-2点/10点くらいらしいので、あまり時間を掛ける必要はないと思います。

英語を母国語とする人たちに英語作文で戦えないですよ。

日本人は、少なくとも僕は、、、笑

 

あと、もう一つ大事な相違点が御座います。

これは上記のTBS、WCがないことよりも大事です。

一言で言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語で受けられる。

 

 

 

 

 

 

はい。これはハードル鬼下がり。

全て英語で戦っていたCPAホルダーとしては、ある意味肩透かし。

ただ、日本語だから勉強のモチベーションが上がってガンガンできるかというと、情けなくもそうではなく、

逆になんか骨がないというか、そんな感じで格闘、、、というか格闘場に向かうべくモチベ整理してます。。

 

 

でも、合格CertとかはアメリカのIIAから英語で送付されるので、なんだかお得感がありますね笑

 

 

という感じでしょうか。

以下に改めて纏めます。

 

<似ている点>

・科目合格制(USCPA:4教科、CIA:3教科)

USCPAのAUDとCIA全般は監査と言う点でフィールド自体は同じ

・コンピューターでの選択問題

 

<異なる点>

USCPAのAUDは外部監査人の立場、CIAは内部監査人の立場

・CIAは純粋な4択問題しかない (USCPAは総合問題、作文がある)

・CIAは日本語で受験が出来る (問題文も選択肢も日本語)

 

 

次回以降、CIA Part Iから内容をざっと見ていきたいと思います!

USCPAの内容は合格者として語っていたので、割と自信をもって書いてましたが、CIAは一受験生としてのボヤキとなるのでタッチが弱くなっちゃうかもしれませんが、御海容ください笑

 

では!

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母校の校章。ペンは剣より強しといいながら、大事なところを桜で隠しているのが好き。でもよくみると端っこがペンの方が上であることが分かるのが狂おしく好き。

 

 

USCPAとCIAの比較 〜共通点篇〜


皆さん、こんにちは!

ワシントン州公認会計士の藤原育也です!

 

前回からテーマを変えて、CIAの勉強のモチベーションを挙げるためにこれから色々纏めていくというお話しを致しました。

早速入りましょう。

USCPAとの関連性も絡めながら考えていきたいと思います。

 

<似ている点>

まず、共通点としては、科目合格制であるということです。

USCPAはFAR(財務会計)、BEC(ビジネス全般)、AUD(監査・証明)、REG(商法・税法)の4科目の科目合格制です。

CIAも実は同じで3科目の科目合格制を取っています。USCPAの様に並列の(つまり、受験の順番はひとそれぞれ)科目ではなく、

Part I  内部監査の基礎、Part II  内部監査の実務、Part III 内部監査に関連する知識の3科目となっています。

CIAの場合は普通にPart Iから順番にやっていくことになると思います。

 

続いて、学習内容に就いては、USCPAで学習したAUDの部分と分野としては結構カブっている印象です。

だって、そうですよね。AUDはAuditで監査についての勉強。、CIAは公認内部監査人の試験なんですから。

ただ、注意しなければいけない(とこれから勉強する私として思っている)のは、USCPAのAUDは外部監査人としての立場、

CIAは内部監査人としての立場、と言うことです。

このExternal AuditorとInternal Auditorは立場的に大きな違いがあります。

このあたりを注意して学習していく必要があるかなと思っています。

 

テストの形式も、コンピューターによる選択問題と言う点で同じです。

USCPAは自分のテストの出来によって次に出てくる問題の難易度が変わるというトリッキー試験ですが、CIAもそれがどうかは不明、、、

もう少し説明しますと、最初の方の問題の正答率が高いと後半は難しくなります。逆に最初の方間違えちゃっていると後半は簡単になります。

でも難しくなった問題の点数はやや高めに付けられるし、簡単になった問題はその逆です。

なので、試験中(後半)に「お、簡単じゃん!」と思った場合、①前半ボロボロで機会が簡単な問題を選んできているのか、②本当に自分に実力があって簡単に感じているのか

はわからないということです笑

鬼畜ですね。

私の場合は特にこんなこと意識せず、受験を終えましたので、特に傾向と対策と言った部分はNo Careでいいと思っています。

そもそも全ての問題を難しく感じたので笑

 

では、本日はここまで!

 

次回はUSCPAとCIAの試験の相違点についてお話致します。

 

では!!!

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USCPABECとAUD、そしてCIAの伊藤先生。今はメル友