BSとPLってつながってる!っていうけど、そもそももともと一つの表だったんだから当然。
皆さん、こんばんは!藤原育也です。
いやぁ、やっぱり来ましたミルクボーイ。
数か月前にたまたまYouTubeでライブ映像を見つけて、そのまま全て見切っちゃうくらいドはまりして、M1ファイナリストも納得というところでしたが、優勝しちゃいましたね。
おっと危ない!ここは会計の話をする場所でした。
前回は会計ルールの世界統一の話を致しました。
今回は会計の基礎の基礎。基礎だからこそ、入り口が肝心、仕訳の話をしたいと思います。
会社でやっている勉強会でも私の説明から仕訳に入ると、なぜ資産と費用が同じ側なのかが非常にクリアにわかりました!という子も多いです。
テキスト的には会計のルール的な序論的な部分が終わると、そこからBSのAsset項目の上から掘り下げていくんですが、基本的にこの辺りをしっかり理解することで、「会計」を楽しく学べるかが決まってくると思います。これはマジ。
当社は入社前に簿記3級を取らなければいけないルールがあり、私もとりましたが、あの時(から1年半前まで)はなんとつまらない学問なんだと思っていました。
まず、簿記っていう名前が良くないですよね。ファイナンスとかはかっこいいのに。
お金を使ってAssetとして残るか、Expenseとしてなくなっちゃうかは、お金をモノに使うか、コトに使うかだけの違いで、この辺りって私たちの生活そのものですよね。
酒屋でお酒を買えば、Assetだし、飲み屋で飲み会をすればExpenseです。旅行にいってショッピングをすればAssetだし、スキューバを体験すればExpense。
家を買っちゃえばAssetだし、賃貸すればExpenseです。経済学的にいうと財とサービス。これがわかってれば、資産と費用が両方とも借方に来るのがすっと理解できるはずです。
なんとなく、イメージで資産、収益は両方嬉しい。負債、費用は両方悲しい。とか思っちゃうと全然本質に触れられていません。
あと、何で仕訳に魅力を感じないかというと、その作業にロマンを見出せないんですよね。最後の方に試算表とか総勘定元帳とかまたカッコのつかない名前が出てきて、言われたとおりに穴埋めをしてBSとPLの完成です的な流れは作ってもらってますが、木と森の関係がうまく捕らえられない。
この部分は國貞克則さんの「ストーリーでわかる財務3表超入門」が非常にわかりやすいです。
財務3表といいますが、もともとは財務1表でそれを無理矢理二つに分けたのが3表なんです。よく、BS-PL-CFSのつながりを意識しようといいますが、つながりも何ももともと同じものだったのをあるルールで分けたんだから、そりゃ繋がってるでしょって話なのです。
モノを買うのにもサービスを受けるのにもお金が掛かるから、資産と費用は同じ側。BSもPLも最初はつながってたんですよ。超大陸パンゲアが分かれてユーラシア大陸と日本になったように、BS、PLも無理やり引きはがして、二つの表にしただけです。
会計を考える上で、この一番最初の部分。
ここをしっかりと理解できるかどうかが数字の裏にドラマを感じられるかどうかの違いになります。
では、今日はここまで!
次回は、、、未定です!笑